宮本むなし でみる高齢者の外食
定食屋チェーン店「宮本むなし」
「ムナしい」みたいな店名が嫌であんまり行かないんだが今日行ってみておもった事をチラ書きしてみる。
定食屋の中でも「一品で腹いっぱい!オプション商品が少ない」という店と「一品はメッチャ少ないがオプションの組み合わせで腹いっぱい」に分けられるが、ムナちゃんは前者。だが一般的な前者系の定食屋と比較すると量が少ない気がする。
若者は満足しないだろうが、今の40代~90歳までの世代ではハライッパイよりも「毎日の食卓」としてのムナちゃんは社会インフラだと思った。実際に高齢者ムッチャ多いし。
以前にこのブログでもコンビニが担う高齢者の食卓、って話を書いたけど、これからのビジネスは「元気じゃない60歳~元気な80歳」がターゲットだなぁ。
ムナちゃんの残念なのは高齢者が多いにも関わらず、食券自販機の操作性がイマイチなこと。
貼ってあるメニューとの整合、突合ができんし、視点が高すぎるし、つり銭とかワカリニクイし・・・。
競艇の自販機に慣れてる人ならエエのかもだけど。
会社かえりのリーマンも、居酒屋ではなくラーメン屋や定食屋で「発泡酒+つまみ一品」の時代。
マクドナルドのキッズセットで子供の味覚を洗脳する戦略のように、今は元気な世代の20年後を刈りとるためのマーケティング手法、研究しよ。
プチ情報1)社長さんの子供が、ミヤモトムサシと上手く言えずミヤモトムナシになってたことが店名の由来。
プチ情報2)名古屋駅前の「だいぶつころころ」も同じチェーンが運営。