平均賃金 と介護業界
今日の日経新聞10面。「ニチイ学館など介護従業員 給与上げ」という記事の中で、
「介護業界は平均賃金が全産業平均の6割程度にとどまり」とあるのだが、この平均賃金って考え方って合致するんだろうか?
最近はワークシェアリング導入がウラウラしてるわけですが、年齢層ごとの適職ってのもヤッパリある。(現行法ではダメですが)
たとえばです。
20歳~25歳で介護の仕事で給料を得るのと、他の仕事、上でいう全体産業で試算して6割なのでしょうか?たぶん、チャイますよ。
「ほら~~~介護って給料やっすいぜーーー」ってイメージになったら、誰もなり手がいてませんよ。
20歳~25歳で介護の仕事で給料を得るのと、他の仕事、上でいう全体産業で試算して6割だったらスマン。
最初から「5年ぐらい頑張って働いてくれる人、募集」とかなら、なり手はいそうじゃないですかい?
しかし、30代以降で家族持ちだとキツイラシイ。
年収カーブ、言っちゃえば頭打ちになる年齢が他産業と比較して早い。
「身体動かしてナンボ」としかみれらてない証拠は、不況になって非正規社員の雇用問題になった瞬間「ほれ農業だ、ほれ介護だ!!」と一斉に騒いだわけですが、現在、その仕事についている人からすれば、「仕事なめるな!!!」って感じではないんか?
介護の仕事は「身体動かしてナンボ」なんですが、雇用の基本体系は「幼稚園の先生」モデルだと思います。幼稚園の先生、ゆーても公立は除きますけど。
20~25、Max28歳で退職してね♪普通、それぐらいで寿でしょ?みたいな。
だいたい、組織としてもピラミッド型ではなく文鎮型なのだから、出世とかありえんし。
20代で働いて、40代で復活してねモデルじゃダメなんでしょうか?