ササユウは考えた

40代がウンウンした

ケアマネ試験の合格発表

第12回(2009年、平成21年)の介護支援専門員実務研修受講試験の合格発表がありました。

ちなみに地場の愛知県の発表サイトはココに掲載されているように1554名の突破者!受験者数は厚生労働省の発表によれば6102 人なので、合格率25.5%

1/4の高き壁を突破された皆様、おめでとうございます。

模範解答をみると、今回の試験では不適切問題の全員加点はなし、らしいです。

 

 近年は合否基準は全都道府県統一ですが、自分が合格した平成13年の試験(第4回)あたりは試験問題は持ち帰れないは、模範解答はない、合否基準は各都道府県でバラバラだ、という黎明期にありがちなバタバタ状態でした。

(だから、▲▲県は合格しやすいから住民票を移そうか、みたいな話もあったぐらいです)

合格者の発表も今はインターネットがありますが、自分の時には「役所で張り出し+後日郵送」だったので、役所まで走った記憶があります。

合格基準は、一応「正答率70%を満たしながら」としながらも→「問題の難易度で補正」というグレーゾーンが存在します。一説では、「●●人合格させるためには、何点にするか」という●●人合格させるがあるんだとか、ないんだとか。

 今年に関しては、全員受験領域の介護支援分野が25問中の15点(1問1点)だから60%。以前は18点とかだった記憶があるから、今回はありがたいですね。

全体での合格率統計とかは、厚生労働省からクリスマスあたりに発表されるかと思われます。ちなみに去年には 

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「介護支援専門員実務研修受講試験」という長い名称を小分けにしてみると

「介護支援専門員(ケアマネージャー))になるための実務研修という研修を受講するための知識があるかを問う試験」

でして、今回の試験を突破後に実務研修を受講しないといけない = また金がかかるという仕掛け。貧乏人にはツキアイキレンです。

ちなみに有効期限は5年。

「介護支援専門員実務研修受講試験」は1回通ればOKですが、 「実務研修」はケアマネ業務をしたいなら5年ごとに受講しなければいけないそうです。

二段階層になっていて、更新研修を受けなくても「介護支援専門員は名乗れるが、この名称で保険請求はできない」というようなもの。

だから、自分は更新研修は受けていません。

たとえば、今すぐケアマネとして働きたいとしても、更新研修受けていないので、効力は失効中。

平成21年12月現在でケアマネに復活したい!と思っても、更新研修の開催は今年は終わっているので来年度。介護系は年度ギリが多いので平成23年4月しか働けない。。。

参考:http://www.pref.aichi.jp/korei/kaigo/link7.html

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この実務講習で注意しなければいけないのは

「実務研修修了後3ヶ月以内に登録申請をしないといけない」ってこと。

新規の人ではなく継続研修を受けた人で、この登録申請を忘れる人が多いようです。

最近の行政監査では何よりも先に「ケアマネの有効期間が失効していないか」を確認しているようです。

これを忘れてると無資格者がマネージメント業務を行って、介護保険の保険請求を行ったことになり、お金の返還が必要となります。

感覚としては、自動車運転免許の期限切れしてるのに運転して無免許運転で捕まるみたいなもの。

この金銭的な問題に加えて、ケアマネ書類の全書き換え=利用者や関係する事業者との書類一切の変更が必要となります。