ササユウは考えた

40代がウンウンした

AKB48がグッドデザイン賞 受賞

この前ノーベル賞の時に思ったんですが、私は「○○賞受賞!!!」にメチャ弱い。

さて、今日グッドデザイン賞が発表されました。

グットデザイン賞

グッドデザイン賞の主催者は(財)日本産業デザイン振興会。

事業仕分けの対象とならないなら、天下り団体の存続には「○○賞」を作るがよろし。

さて、今年の大賞はダイソンのエアマルチプライアー

「ハネが無い扇風機」ってヤツで今年の夏の電気屋では、みんなが手をつっこんだものです。

でも3万円超えの扇風機って!って感じですが、オシャレは何かが苦しいわけですよね。

さて、こーゆー○○賞って、大体1位しか注目されないんですが、それ以下のヤツに結構味があるのですよ。

たとえば今年のグッデザ。ネットワーク領域のエンターテインメントプロジェクトデザイン でAKB48 が受賞してるんですよ。

■概要

作詞家・秋元康が総合プロデューサーを務める、2005年12月より活動開始のアイドルグループ。コンセプトは「会いにいけるアイドル」。秋葉原に彼女達専用の「AKB48劇場(シアター)」をもち、日々、歌とダンスを中心とした公演を行っている。総公演回数は2004回、観客延べ総動員数は約50万人。(2010年7月31日終演時点)メンバーは全て全国各地からの応募によるオーディションにより選出され、計48名及び研究生として20名、合計68名が在籍している。最新作は、10月27日にリリースの18枚目シングル「Beginner」。

■デザイナーのコメント

次世代アイドルのデザイン/大衆の“何となくの認知”ではなく、スケジュールを調整し、そこへ行き、お金を払ってでも観たいと思うものこそが、“人気”だと。カルピスの原液のように、稀釈して、カルピスウォーターやカルピス味の飴やアイスクリームになるような、ワンソフト・マルチユースできるのが、AKB48です。コンテンツもデザインを変える時代、グッドデザイン賞の専門家の方々の審判を仰ぎたいと思います。秋元康

■審査員のコメント

情報のデジタル化はどんどん加速する。そんな時だからこそ今、人々は実際に体験出来るアナログな感覚を求めている。AKB48秋元康氏の全面プロデュースにより、2005年に「会いにいけるアイドル」というその見事に時代をついたコンセプトをかかげ誕生した。秋葉原に専用劇場であるAKB48劇場を持ち、チームごとに日替わりでほぼ毎日ライブ活動をおこなうファンとのコミュニケーションを最大限に活用したアイドルとしてのあり方や、「AKB48選抜総選挙」「AKB104選抜メンバー組閣祭り」などファンから社会までを巻き込むプロジェクトの拡大。また東京秋葉原に加えて、名古屋・栄を拠点とする姉妹ユニットSKE48大阪府大阪市なんばを拠点としたユニットNMB48など、日本三大都市すべてに大人数アイドルユニットを配し、地域に密着した活動を展開している。近年のエンターテインメントプロジェクトデザインとしては群を抜いた先見性と完成度で、社会に非常に大きなインパクトを与えた。今後もさらなる地方展開、海外展開をふまえ、ジャパニーズポップカルチャーをグローバルなエンターテインメントビジネスとして成立させる可能性を大きく感じさせるプロジェクトデザインである。