ササユウは考えた

40代がウンウンした

相撲協会は魁皇の「賞味期限」を活用できるか

今日は名古屋場所の千秋楽です。

今場所はニュースはみたけど、ダイジェストすらみませんでしたが、魁皇最多勝利記録樹立→ついに引退、一時代が逝った場所でしたが、まー空席目立つし、溜まり席の当日販売が中日新聞に毎日載るわ、という人気凋落が目立ちまくる、「マイナーイベント」へのカテゴリー移動が明確になった瞬間でした。

それでも元カイオウ、年寄・浅香山ネタはテレビでガンガン放送されていました。

話は変わりますが、テレビの水戸黄門も放送が終了するそうです。

「年寄りはさー、水戸黄門と大相撲放送を見せておけば落ち着くんだわさ」という介護系のキラーコンテンツのうち、水戸黄門も時代の波にカッさらわれたのです。

そこで魁皇こと年寄・浅香山ですが、以前のこのブログでも書いたのですが、自分の見解としては相撲協会という組織で考えると、「親方は正社員・現役力士は季節労働者非正規雇用」なわけです。

優秀なフリーターでの成績を評価され、ついに正社員になった浅香山親方

非正規の現場ラインの時はスゲーやつってことだったわけですが、今度は総合職として新人に変わったわけで、組織的にはペーペーからやりなおしーーーー、なわけです。

そこで今日の千秋楽で、新人社員の浅香山くんは、どう動くのか?ってことです。

たとえば、「今日、入場口でチケットをモギるか?」とか。

人気というのは賞味期限があります。

超人気力士だったら寺尾こと錣山親方だって、若者からすれば「あれ、誰よ?」という、賞味期限切れで、相撲協会の中で賞味期限が半永久的なのは横綱までのぼりつめた人に限られると思います。

昔の名前ででています、ってのは、情報の鮮度管理が厳しい昨今では、今はチヤホヤされてる元、魁皇の看板もスグに「あれ、誰よ?」となり、またしても相撲は人気を、スポンサーを、収入源を得るツールを失うこととなります。

鮮度ピチピチの時にアピールすれば、マスコミも取り上げる。

ちなみに浅香山親方は1972年7月24日生まれ。ってことは今日が39歳の誕生日ですわね。

新人社員は、どう立ち振る舞えばわからないでしょう。

相撲協会の上長が、「おい、浅香山。今日、入口にたっとけ」。それが言えるかどうかが、相撲協会の未来を左右する。