ササユウは考えた

40代がウンウンした

市民後見人候補者養成研修説明会

「後見人制度」ってご存知でしょうか。

自分も2000年にケアマネージャーの受験した時ぐらいの記憶しかないので、「後見人制度って何?」って感じで検索ヒットしてしまった方はゴメンナサイ。wikiあたりで調べるかしてください。→自分は法務省のサイトでオベンキョしましたけど→ http://www.moj.go.jp/MINJI/minji17.html

要するに、「ボケちゃったりした人が、悪い人にダマされてカモにならないための代理人制度」ってことでしょうか?

代理人ですので、たとえば弁護士様とかが代理人になるにはピッタリ!なのですが、弁護士は数に限りがあり、かつ報酬も必要です。「弁護士雇うために破産した」ってのはアメリカではありそうですが、日本人は、その前に弁護士の活用の仕方を知りません。

これからは高齢者も増えるし、精神障害者も増えるから判断能力になんらかの支援が必要って方は増える一方ですわね。

ということで  名古屋市成年後見あんしんセンター 主催の 「市民後見人候補者養成研修説明会」というのに行ってきました。

パッとみためですが、参加者は100人オーバー。説明会は2日間あるそうなので合計200人ぐらいでしょう。

今日の参加者の平均年齢は65歳ぐらい。男女比は3:7。

市民後見=報酬無し=地域の見守りの延長=社会に貢献!!!!ってことを説明の事務局さんが連呼。

その割には「週に1、2回は訪問してもらいます」。

市民後見人の担い手のターゲットは定年後の「元気な、高齢者」なわけですね。

まぁ、これなら自分が危惧していた「後見制度はズッポリ悪用されてヤクザの新たな収入源」ってことには一応ならないんでしょう →でも後見人になるのは、法的なシバリはないそうな。

養成講座の申し込み要項でビックリしたのは「社会福祉士会の加入者は申し込み不可」 だそうです。「社会福祉士会さんでも後見人の講座やってるから、そっちで受講してくださーい、こっちはあくまでも市民向けでーす」、とのこと。

☆追記

8/2に全国大会があった模様 『市民後見人の普及目指し全国大会 NPOなど取り組み報告』

http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011070201000653.html