「時代に逆行」であっても「その人のライフスタイルに最適なもの」が良いのです。
うちの父親、60歳。
携帯をスマートフォン(003SH)から「かんたん携帯」(008SH)に機種変更しました。
003SHはauのIS03という自分が使ってる端末の兄弟機だったので、何回かテスト用にお借りしたことがありました。
スマホの機体月賦、3500円ぐらいが残り10カ月分の35,000円は次月に一括清算でスッキリ白ロム化しました。
ヤフオクで売りますか?
「かんたん携帯」(らくらくホン)みたいなの、初めて触ってみたのですが、よーーーくできています。
『通話する』『メールする』『写真とる』が簡単にできる。
一番の感動は、充電スタンド。
カチャリとハメると「充 電」と充電器の表部分が赤く点灯するのよ。
*ソフバンショップでアドレス帳を赤外線通信で飛ばしてもらった後、店員さんが「ちゃんと入ったか確認してください」の声に、父は、スマホのクセでモニターをタッチした、というウケる行動をとったのは秘密です。
「サルもシャクシもスマートホンに切り替えろ」「スマートフォンはこんなに便利」「切り替えないのは年寄りで、時代の波に取り残される」みたいな販促攻勢はスゴイわけですが、基本は商売ベースなのでココは冷静になることが大切。
ライフスタイルやら求めるものによって、世間的にはダウングレードであっても、使い手の求めにマッチするものを選択することが本当に大切なんだ、と痛感したわけです。
勝手な想像ですが、スマホが本格化してから携帯ショップ店員の対応する、質問の質・量ともに激増したとおもいます。
「ノー天気なイタリアン気質」と言われる自分。
自分は機械が好きなので苦労とは思いませんが、スマホ買おうかな?と相談されると「あと3年は、やめときなさい」と言っております。
おりしも会社から貸与される携帯電話端末の切り替え時期。
選択肢は
・普通のスマホ009Z(STAR7)
・折りたたみスマホ007SH
・法人専用ガラケー携帯002P
・プレミアムなんとかというガラケーの841SH
現在は831SHなので後継器種だと型番的には841SHになるのですが、002Pとは違って、月300円の本体追金がある。
意味なく無駄な経費が会社負担となるのも嫌なんで002Pの白に決めた。
折りたたみスマホ007SHもゴクリときましたが、やっぱり電池のモチを考えると、ガラケーが無難。
「法人専用機」ってそれこそプレミアムな感じがするしさ。
設備投資を回収するために、各キャリアはこぞってスマホを打ち出すわけですが、昨秋ぐらいで、自分みたいな「物好き層」は食いつくし、今は「機械に弱い層」狙いにコンバートしてるわけですが、ダウングレードする勇気で、快適な携帯電話環境を取り戻すことも大切だと思うぞ。
今日の格言 「携帯電話。”通 話”のプライオリティーが高いなら、スマホはヤメトケ」