ササユウは考えた

40代がウンウンした

「リベンジ」の使い方

高校野球の番組見てて「これで去年のリベンジできました」に違和感を感じた。


松坂大輔あたりからスポーツ界で使われるようになったリベンジ。その前に格闘技K-1あたりから使われるようになったリベンジを松坂が世間に普及させたのかなぁ、というのが個人的な記憶。

 

英語に弱い私にはリベンジ=復讐なので、なんだか「去年の復讐」っていう直訳だとスッとしません。
日本語的なリベンジの正しいと思われる用途はリベンジポルノぐらいでしょう。

ということで研究社 新英和中辞典でrevengeを検索してみた。

<結果>

1復讐, 仕返し,報復
2復讐心,遺恨.
3(スポーツ・ゲームなどの)雪辱の機会.

3の ”いわゆる転じて用法” というのが今回のリベンジなのでしょうが、語感的にはリベンジよりもリトライ(再挑戦)ぐらいにしておいたらイイのにな、と思う。

 

リベンジって何か血の匂いがして嫌だ。