ササユウは考えた

40代がウンウンした

主婦よ。社会に再進出せよ。

少子高齢化に伴い、労働力人口の低下し非生産者を支える社会基盤の比率が低下している訳で、会社組織としても優秀な働き手の確保は困難な訳です。

 自分の働く周辺環境では女医さんや看護師(旧 看護婦)さんを対象として「子育てが終わった方への再就職セミナー」みたいなのもガンガンやってますし、一般企業でも大手を中心に育児施設を併設したりという動きが活発です。

 一方で、日本の『格差社会』は国際的にも問題となっていますし、超一流企業や公務員でも、超過勤務やらウツ問題はシャレになりません。

さて、身近な問題。ウチの相方。

大学出てから、介護の現場で満5年。

介護福祉士と介護支援専門員(ケアマネージャー)を所有していますが、結婚してから、この6年。

結婚直後の派遣仕事(シール張りとか)以外、勤労所得を得たことはありませぬ。

 しかし、この4月から下の子も幼稚園に入学したこともあり・・・・

「働ける人がすくないんだから、働けよ」というメッセージはありがたいのですが、現実的に考えてみると、子供が幼稚園に行くのは9:00~14:30。また夏休みや冬休みの長期休暇もある。

 その間で仕事をするということは現実可能なのだろうか?

そりゃ、民間託児施設に預けても給料がガンガン勝るような優秀な御人も多数おみえにはなると思いますが、「短い子供と一緒にいられる(≒子供が親を嫌がらない)時間」と相殺して考えていくと、バランスが取れるラインはかなり高い。

なによりも少子高齢化に加え核家族化も進んでいるわけなので、「困った時には家族に!」というカードも使えないし、同居家族がいたって、親も現役で働いてるってパターンも多い。

高齢同居者が多くて4世代の場合を考えても

 第4世代:幼稚園

 第3世代:自分

 第2世代:現役社会人

 第1世代:介護が必要

で2世代目、3世代目が介護が必要、という場面も想定できるじゃん。

介護保険はフルで生活のサポートしてくれる訳じゃないし。

これを「機会費用の損失」と言います(笑い)

でもですねぇ。

色々な人と出会うというのは、すごく大切な事だと思っています。

なので、自分は常々、相方には「仕事せぇ」といい続けてきました。

そして今回、ついに・・・・

新聞の折込広告で「中学校の給食センターの調理補助」というのを発見し、応募に至りました。

家から見える中学校で、通勤時間なんてノーカウント、交通費ゼロ。

夏休みとかの長期休暇問題も完璧にクリアー!

とりあえず、一発で決まるなんて世間は甘くないんでしょうから、10年ぶりに履歴書書いたりの緊張感も味わっていただき、昨日面接でした。

・・・・誰も募集がなかったようで、即決合格。

そりゃ、そうだよな。

フルタイムで働ける人からすれば時間数が少ないから給料が少なすぎる!

来週途中からの勤務開始。

作るのは別の場所らしく、盛り付けONLYらしいんです。

いままで

主婦の仕事=ヤクルトオバさん、ぐらいの認識しかなかった自分。

もっと情報網があれば、色々求めている企業もあるとはおもうんだけどなぁ。。。どうなんだろ?

それでも自分の手でお金を稼ぎ、好きなものを買う。

今しかできないこと。今だからできること。

ものすごく大切なことだと思っています。