交通事故の加害者は逃げるが得！！！！クソっ。
「事故を起こしたら、１ｍでも逃げたら、ひき逃げで罪が重くなる」という逃げないため、救助させるための法整備＋自動車学校でのスリコミ。
しかし現実には、運転手の加害者は「気が動転して、逃げてしまった」。
大きな事故を、今のところ起こしたことがない自分は、「気が動転して逃げる」という経験はない。
バイクの免許を取得したときの自動車学校の教官は「運転は”ウンをコロがす”と書きますが、このウンはイチカバチカのテキトウという意味ではなく、運とは他人の運命、人生を左右するんだ」と教えてくれました。
今日、たまたま知った事件。
「ひき逃げ交通事故で亡くなられた眞野貴仁君」
飲酒運転。
無免許で無車検（＝無保険）。
ひき逃げする前に他の車に衝突して逃走中に、一方通行を逆走し横断歩道を自転車で走行していた所をひき逃げされ19歳の男性が死亡。
http://ameblo.jp/chawan-wan/entry-11139837965.html
この内容で初公判の起訴が危険運転致死傷罪には問われず、自動車運転過失致死。だそうです。
《危険運転致死傷とは？》刑法25条
1 アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ、よって、人を負傷させた者は１５年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は１年以上の有期懲役に処する。その進行を制御することが困難な高速度で、又はその進行を制御する技能を有しないで自動車を走行させ、よって人を死傷させた者も、同様とする。
2 人又は車の通行を妨害する目的で、走行中の自動車の直前に進入し、その他通行中の人又は車に著しく接近し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転し、よって人を死傷させた者も、前項と同様とする。赤色信号又はこれに相当する信号を殊更に無視し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転し、よって人を死傷させた者も、同様とする。
事情はよくわかんないけど、どうも、ひき逃げ→アルコール濃度が下がってから測定。。。。濃度低い、みたいな構図みたいだ。
この事故、いや事件を見た人は、どこかで「事故ったら、逃げ得」という意識が生まれたはず。
。。。だから、ブログに載せるべきか、悩んだ。
法律は人が作り、人が運用するもの。
命や失ったものが戻せないから、その分を罪として償うのに、「逃げ得感」ってのは不条理だ。
「こいつは死刑にしなきゃいけない」と小学生みたいな討論をするつもりはないが、被害者本人は、本当に地獄に引きずりこんでやりたい気持ちだろう。
自動車運転過失致死。
過失？？過失って、ウッカリ八兵衛 的なにおいがして、いたたまれない。
今回の条件で自動車運転過失致死罪にならないなら、どーしたらエエんさ？
現行犯逮捕じゃないから？
そうか、逃げ得か。
こんな前例つくっちゃいかんじゃねぇか？
