父の革小銭入れ補修
昨日、2013年9月23日は秋分の日。
昼と夜が半々となり、冬至へ向かって夜が長くなるわけです。
そんな秋の夜長を楽しむために、父に2010年2月13日から使ってもらってる革の2代目小銭入れの糸交換をしました。 http://sasayu2.blog.fc2.com/blog-entry-1468.html
使用開始から3年半以上経過したため、糸ホツレしてきました。
小銭入れの背面にお札を折りたたんで入れられるので、どうしてもその部分にチカラがかかりホツレがくるわけです。
あ、これは革の裁断から行ったわけではなくクラフト社の半完成品のキットモノです。
No.4365「コインパース」 (No.4365-01 ナチュラル ¥1,365)
*Amazonでは3個セットのみ取扱(\4095-)ですが、東急ハンズでは1個で買えるよ。
全体の雰囲気はこんな感じ。
補修の手順は、まず全糸を切って分解。
軽く拭いて汚れを落としてからカリカリに感想してしまった革に油をさします。
糸換えの作業は天然素材の糸に蝋(ロウ)を塗りつける作業から始まります。
一針、一針、不器用な指を動かして縫い縫い。
つーことでメンテナンスも含めて復活!あと何年使ってくれるかなぁ。
完成後に気がついたのですが、ホツレは札入れの上部に発生するので、次に全糸交換する時は、負荷が掛る部分を一針増やして補強しよう、と気付きました。
革製品は使用時間の経過と共に成長します。
だから適切なメンテナンスもできるとイイよね。
秋の夜長に革細工、どうですか?