ササユウは考えた

40代がウンウンした

映画「福田敬子-女子柔道のパイオニア」 と山口香先生

あいち国際女性映画祭2015で上映された「福田敬子 - 女子柔道のパイオニア」(旧題 Mrs. Judo ~強く・優しく・美しく~)を見てきました。

http://www.aiwff.com/2015/films/overseas-special-offers/mrs-judo.html

 福田先生は東京五輪で演武披露の大役を務められたのち53歳で柔道指導のために渡米。日本から遠く離れたアメリカを拠点に世界を飛び回り柔道指導一筋の人生を送られ2013年2月9日、99歳でお亡くなりになられた方です。講道館九段、アメリカ柔道連盟十段。


渡米後に日本の地を踏んだのは2009年の1度だけ。帰国された際の模様も含めたドキュメンタリー作品で、今回は上映後には1988年ソウル五輪銅メダリスト/1984年ウィーン世界柔道選手権金メダリストの山口香先生のトークショーもありました。

 

 

映画とトークショーの中でのお話し。

「良い柔道とは何か」→単純な勝ち負けではなく、良い1日だった、と思えること。相手を思いやる気持ち、学ぶ気持ちという ”姿 勢” そのものが良い柔道か否かの基準。精力善用 自他共栄とあるように社会の為、ひとのために何かをし共に栄えるという気持ちで暮らしなさい。

 

「練習と稽古の違いは何か」→稽古とは ” 古いものを自分で考える ”ということ。練習の繰り返しの中から先人が伝えたかったことを自ら考えるのが稽古。

 

トークショー後、名古屋介護系柔道部にサイン色紙を書いていただきました。

www.facebook.com

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来年には国内映画館で上映予定とのことです。 配給先 http://www.pan-dora.co.jp/