ルイハンショウガイシャ
三省堂は在庫切れでジュンク堂まで足を伸ばして見つけた逸冊、「累犯障害者」。
累犯とは、何回も犯罪を犯すってこと。
筆者は、2001年に秘書給与流用の罪で刑務所に収監された元代議士の山本譲司氏。
ヨコシマな気分で購入したのだが、「犯罪」と「考えるチカラ」について考えてしまいました。
まさに紙一重。
国を背負う国会議員が刑務所。。。別に特別扱いもナイのね。
というか、この不況で、食うものがないなら軽犯罪で刑務所の方がマシって人、増えそうだしね。
この本では、刑務所に占める知的障害・精神障害等々にスポットを当てている(タイトルからしてあったりまえ)のだが、高齢化という要素も今後の課題だろう。ヤクザさんだって出所したら組解散!ってのも週間実話だか実録○口組、みたいなのでありそうだし。
罪をつぐなう期間
↓
社会復帰するための期間
↓
社会復帰
、としないと「刑務所、メシのクイッパグレがない」ってのでホテルもウラヤム高回転率、ベット稼働率ですわね。
コミュニケーション能力だって、パソコンにパチパチやってる自分だって十分欠落してる。
まさに紙一重。
・・・と思ってるのは自分だけで、壁の向こう側にいるのかもしれない。
裁判員制度によって夜のニュースワイドショーでも、裁判員がらみの番組やってる。
毎回思うのは、先入観・思い込みを排除するのが、イチバン難しそうだ。