ササユウは考えた

40代がウンウンした

産地「直葬」

20090529222328
最近知った単語に「直葬」というものがある。読み方は「ちょくそう」。

通夜や告別式を行わず、亡くなった地点から火葬場へ直送!ということらしい。

近年は激安価格をうたう葬儀会社が株式上場したり、ホームページでもポッキリ価格みたいな葬儀会社もある。「おくりびと」みたいな魂がもてはやされる反面、死生観の多様化なんでしょうね。

子供の頃、バァちゃんが「あそこの葬儀はセコかった」というのを聞いてから、葬式=残された人のミエ、みたいな汚い感情を持っていたのですが、自分の身近な人が亡くなる経験を重ねるにつれ、残された人が気持ちに区切りをつける大切なシキタリだと思うようになりました。

実際には葬式ビジネスは「弱みにツケコミビジネス」の代名詞な感じがするし、最近は減ったといえど病院とガチガチ袖の葬儀会社やら、老人ホームを運営し「ゆりかごから墓場」ならぬ、「ベッドから墓場」なんてのも結構ある。

地縁、血縁の希薄化やら、高齢化に伴うかつての勤務先との関連衰退もあるのでしょうが、送り出す気持ちだけは大切です。

直葬」なんだかセツナイ響き。