大相撲のファンサービスを考える
深夜に30分だけコッソリと放送されている大相撲のダイジェスト番組。
席のガラガラ具合は想像を超えて、ショボいプロレス団体レベルです。
教育関連の団体客や接待にも使えなければ、そりゃ席は埋まりません。
とはいえ、根本を考えるとENDがpm6時って、現代社会の生産年齢層は見に行くことはできませんて。
実際に見に行くのが困難なのは当たり前で、テレビで見るのもワイドショーだけ。
でも、私。大相撲好きです。
だって、下手したら1秒。平均でも15秒ぐらいの瞬発力・瞬間勝負が連続でみることができるんですよ。
たとえばサッカーだと1戦が90分も見てないといけないわけさ。
高齢者専門のコンテンツという立ち位置を確保してる大相撲ですが、現在の高齢者もそのうち亡くなってしまうわけです。
じゃぁ、今の40代が高齢者になったら相撲をみるか?現状ならNoでしょう。
水戸黄門しかり。
ということは、やっぱり若年層のファンを発掘をマーケティングが必要になるわけです。
ファン?自称とはいえ国技の大相撲様に横文字は失礼だな。
ファンを日本語化すると「愛好家」か?「スキモノ」・・・。
というか、これを読んでくれてる方のうち、何人が生で相撲観戦した方がいるかはわかりませんが、相撲のファンサービスは、結構ヒドイ。まぁ取組がファンサービスだと思ってるんでしょうが、それはサービスではなく商品。
今年の名古屋場所に入りは散々なわけですから、少ないことを活用して「取組が終わった力士による即席サイン大会」とかやらないとダメだぜ。
なぜに自分の取組が終わったら、ササーっとタクシー乗ってかえっちゃうかなぁ?
会場にいる親方衆も、警備やモギリが仕事なのかもしれませんが、少なくともおまえらが率先して入場客に握手ぐらいしろっての。
タニマチ制度なんて、少子化と総サラリーマン化の現代日本では無理ですよ。