ササユウは考えた

40代がウンウンした

私にとってブログとはなにか?

インターネットを使ってのサービスってスゴイ進歩でついていけません。

htmlで書いてた日記→cgiで動く日記→ブログ。

ブログで終わりかと思ったら、mixiとかのSNSやらTwitterやら。・・・セカンドライフってのもありましたね。

インターネットサービスを考える前に「自分とパソコン」を紐解けば、今から15年前に新卒で就職した福祉施設で担当させて頂いた利用者さんが「オラ、パソコンってのをやってみたい」の一言から始まりました。

 35歳のオッサンになり腰が重たくなった今では考えれない真摯な青年だったため「それなら俺もやらなきゃ」と初めてのボーナスでwindows95のノーパソをかったのです。

それまで触れたことがあるといえば、学校の授業で数時間習ったDOSマシンで、全角半角が違うだけでエラーを返される時代ですから嫌な思いしかありませんでした。

当時は、パソコン=オタクな時代。

実際に、会社の先輩でパソコン持ってる人は風貌が羽生善治ポケモン好きなにぃちゃんでしたし。

当時は、インターネットに接続するのもアナログ回線で「1分あたり/円」。

そんな所から、Xelvisオーナーズクラブを立ち上げたことで調子に乗ってしまい、キーボードをカタカタすることと、ネットを通じて新たな出会いに感動した10年でした。

そのうちリアル仕事が忙しくなり、気付かぬうちにパソコンは業務の必需品になっていました。

プライベートでのパソコン利用は、現在は主に情報集め。懐かし単語でいえばネットサーフィンです。

では、主な用途である「情報を受ける」のではなく、「情報を発する」方はどうかといえば、今残っているのはブログぐらいなものです。

ネットを使い始めた当時からプライベートでの使用に関する位置づけとして一貫しているのは「パソコンはビジネスの疑似的な実験場だ」ということ。

今、このブログは

1)単純な個人的な日記(これが普通のブログのスタンダード。他人が読んだ場合は基本的に面白くはない種類)

2)気に入った商品を紹介することで広告収入を得る(自己満足に過ぎません)

3)技術的な実験(100%に近い形で提供されているものを組み込むだけも含む)

ということです。

しかし、アクセス解析などをすると、数年前に思いつきで書いた記事にスゴいアクセス件数が定期的にあったり、無意識で書いた記事が数カ月後に仕事で必要になった際に検索できたりしています。

15年ぐらい前のホームページに、結構な比率で書かれていたことに「星の数ほどあるページの中から、アクセスしてくれてありがとう」

15年後、星どころではなく、本当に欲しい情報にたどり着く(≒広告を排除する)には、テクニックを要するようになりました。

そこで欲しい情報を公開ブックマーク代わりに使っている、という見方もできます。

Twtterやmixiの各種トラブルを考えると情報を公開することは一定のリスクが伴うことは間違いなく、自分も何回もミスを繰り返しています。

情報発信してしまうメリットとデメリット。今さらながらに考えた数日でした。

秋の入口。スガシカオSMAP小田和正