お客様はナニサマだ?(咀嚼)
日本的な顧客至上主義。
「お客様は神様です」by三波 春夫でございます、やら、
「ホテルのようなサービスを」というキャッチフレーズが何だかスッとは心に落ちません。
ストレートにいえば「お客様は神様ですか?」
キリスト教徒ではないのですが「そんなに簡単に神格化しちゃってイイのかい?」って感じです。
今日、会社の先輩と同行しながら、『お客様とは論」になり、「三波春夫が言った意味とは違う解釈で一人歩きしていて、本人は”お客様の前で歌うと自分の実力以上の力を発揮できる”という意味で神様とした」という話を聞きました。
お客様だけではなく、人と対することで自分自身とも向き合い、その過程で成長する。
その成長を助けてくれるのは神様だ、と。
インターネットを介する取引のように、情報至上主義であれば究極は、売り人は=子供のお使いレベル、または物を引き渡すという低レベルな物流業者としての役割しか担えない。
でも、海外に行って驚くのは、店員の横柄さだったりする。
こんなこと書いてる時運が、売り方がヘリクダルことに慣れて生きている。
今は買い手側で王様でも次の瞬間には立場が入れ替わる。
売りっぱなし文明がデフレを招く。
嘉門達夫の名曲「ハンバーガーショップ」のように、マニュアル人間への対抗意識が芽生える。
「お客様は神様です」は 人と対することは、自分を成長させること
「ホテルのようなサービスを」は 心配りができる自分であることを意識すること
だと解釈した。
言葉の表面を、他人の言葉で漏れ聞いて、知ったかぶりする危険性を考えた一日でした。