なぜ子供でケント・デリカットのようなメガネをかけるのですか?
ゼルビスオーナーズクラブの会員は1079人(今日現在)。時折いろんな質問、ご相談メールをいただきます。
私が知っている範疇では、なんでもお答えしますが、すべてにおいて責任をとらない無責任男なので、確実な線は、その道のロープーにカネを払って聞いてください。あくまでも参考程度に。
さて、先日頂いたご質問(質問者には掲載許可を頂いております)
「親戚の子供(5歳)に先日会ったらメガネを掛けていました。なつかし外人タレントのケントデリカットのように目が大きくみえるメガネなんですが、アレって何のためなのか、自分が子供の頃から気になってたんです」的な内容。
はい。最初に言っておきますが私は医者ではりません。
これは「遠視」のためにかけておりまつ。
一般的によく聞くのは近視ですよね。これは眼球の中のどこかで焦点が結ぶもの。
一方の遠視というのは、眼球のどこにも焦点があわないってもの。まちがっても「遠くがみえる、みえない」の議論ではございません。
メガネをかければ見えるのは障害ではない、というのがミソでして、メガネを掛けても見えないってのが弱視。
で、ナンデ子供にケントかい?ってことですが、子供の時に正常に見ないと、見ることに関する神経や脳が発達せず、将来、メガネを掛けようと脳が認識できなくなるためです。
成長時期に適切な刺激を与えれば脳は発達するために、外部からの情報を適切に処理する能力はつくってことですね。
使わないと後退しちゃうってのと一緒。
人間のオシリの上にあるシッポあとみたいにね。
ちなみに遠視は、視力検査ではバッチリ見え場合が多いのですが、フツーにリラックスした状態で眼球外に焦点があるのを眼に付加を掛けて強引に見えるようにしているために、ヒジョーーーーに疲れるそうです。
自分の知り合いも、たまたま眼科にいったら遠視を指摘され、メガネを作ったら疲労感がなくなったそうです。
そうだ眼科へ行こう!
全然違う例ですが、頚椎損傷とかで下半身麻痺となった男性が、将来、子供が欲しい場合は外部刺激で定期的にダサないと、その機能が死滅してしまうという話を聞いたことがあるんですが、エビデンスがあるのかは責任持ちません。
医師とご相談ください。
*ちなみに細かなものを判別するように眼を酷使すると近視化がすすむ傾向にあるようで、漢字社会の中国人はローマ字圏の人よりも近視率が高いそうです。日本人はひらがなとかがある分中国人よりマシという統計結果もあるらしい。
アラビア文字とかはどうなんだろね?